当院からのお知らせ
このような悩みはありませんか?
□ 乳房にしこりがある
□ 乳首・乳房に凹み・赤み・ただれがある
□ 今までにない乳房の痛みを感じる
□ 乳首から乳汁以外の汁っぽいものが出ている
以下のお悩みがあてはまる方
□ 乳がん検診を受けたことがない・最後に受けてから2年以上経過している
□ 家族が乳がんにかかり、自分も心配
□ 以前に受けた乳がん検診で要精査と言われたが、受診していない
乳がん治療歴のある方
□ 昔乳がん治療を受けたが、治療が終わったのでもう乳腺外科には通院していない
□ 乳がん術後でホルモン療法を続けるため、通いやすいクリニックを探している
これらのお悩みがある方は、「あや乳腺外科クリニック」にご相談ください。
乳腺専門医として、あなたのお悩みを解決するための検査をご提案し、不安の解消に努めます。
◎あなたの不安、聞かせてください
有名人や身近な人が乳がんになったと聞くと、自分は大丈夫かな、と心配になりますよね。
気にはなるけれど、乳がんの検査は痛そうだし、忙しいし…。
その不安を安心にかえるために、当院で相談してみませんか?
◎乳がん検診を受けたいけれど…
当院は女性が安心して受診できるクリニックを目指しています。
医師をはじめとするスタッフ全員が女性です。
検査内容はご相談してから決めることも可能です。
◎検査結果はいつわかる?
マンモグラフィ・超音波エコー検査の結果は(一部を除き)受診当日に説明可能です。
また、必要に応じて細胞診・組織診も検査と同じ日に行うことができます。
これらの結果は後日ご説明します。
乳がんは、今や日本人女性の 9人に1人 がかかると言われており、とても身近な病気になっています。
特に乳がんの発症は、30代後半から40代前半 にかけて増加します。
働き盛りの方、これから妊娠・出産を考えている方、あるいはまだ小さなお子さんを育てている方などが、乳がんと診断されるケースも決して珍しくありません。
また、乳がんは高齢になると発症しにくくなる、進行が遅くなる、というわけではありません。どの年代の方にとっても、早期発見・早期治療が非常に重要です。
乳がんに限らず、ほとんどのがんに共通して言えることですが、できるだけ早く見つけて治療を始めることがとても大切です。
たとえば、がんが乳房の中にとどまっている初期のうちに見つかって治療した場合、5年後も99%以上の方が元気に過ごされています。
また、少し進んでわきの下のリンパ節まで広がっていた場合でも、適切な治療を受ければ、5年後も90%以上の方が安定した生活を送れます。
このように、乳がんは早く見つけることで、体への負担を減らし、これまで通りの生活を取り戻せる可能性が高くなる病気です。
つまり、乳がんは 早期に発見できれば十分に治る可能性のあるがん なのです。
ご自身の体のために。これからの暮らしのために。そして、あなたを大切に思うご家族のために。
まずは、「乳がんとはどんな病気か」「検診では何をするのか」など、正しい情報を知ることから始めてみませんか?
気になることや不安なことがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。
自己検診はとても大切な習慣です。
月に1回、ご自身の乳房を観察したり、軽く触れてしこりや変化がないかをチェックすることで、乳房の状態に意識を向けることができます。
ただし、自己検診だけでは不十分 なのも事実です。
「何か症状が出てから検査を受ける」よりも、「症状がないうちに検査を受けて見つかる」ほうが、乳がんを早期に発見できる可能性が高いとされています。
視触診だけでは見つからない、非常に小さなしこりや初期のがんが、画像検査によって発見されることも少なくありません。
乳がんを早く発見するためには、画像検査(マンモグラフィや超音波検査など)を組み合わせた検診 がとても重要です。
自己検診とあわせて、定期的な検査を受けることをおすすめします。
乳乳房のしこりは、乳がん以外の良性のものである可能性もあります。
まずは検査を受けて正体をはっきりさせましょう。
乳がんでなくても、今後変化がないかどうかを確認するため、定期的な診察をお勧めすることがあります。
通院の間隔や検査内容については相談しながら決めていきましょう。
もし乳がんと診断されたら、治療を受ける病院をあなたにあわせてご提案します。
乳がんの治療は、手術・薬物療法・放射線治療 などを組み合わせた「集学的治療」によって、ここ十数年で大きく進歩してきました。
私自身が乳がん診療に携わってからの間にも、さまざまな新しい薬が登場し、「標準治療」として取り入れられるようになりました。その結果、治療による成果も着実に向上しています。
しかし、新しい薬には強い効果と引き換えに、難しい副作用 があることも少なくありません。だからこそ、乳腺外科の専門医だけでなく、内科、放射線科、緩和ケアなど、多くの専門分野が連携するチーム医療 が、今の乳がん治療には欠かせないものとなっています。
治療の内容や選択肢が増える一方で、「自分にとって本当に合った治療が受けられるかどうか」には、病院選びが大きく関わってきます。
だからこそ、患者さんには「どんな治療ができるのか」「どんなサポートがあるのか」を知った上で、自分の納得できる病院や医師を選んでほしいと心から願っています。
迷ったり、不安に感じたりした時は、私たちと一緒に考えていきましょう。
そして、治療がひと段落して「今後は経過観察だけ」「ホルモン療法だけ継続」という段階になったら、ぜひ当院を訪ねてください。
地域でのフォローアップを丁寧に行い、治療後も安心して過ごせるようサポートいたします。
皆さまが前向きな気持ちで過ごせるよう、スタッフ一同心を込めてお手伝いさせていただきます。
● 好きなもの
海外ドラマ・チーズ・ぬいぐるみ・読書・ディズニー映画(子どもの影響)
● 苦手なもの
虫(足が多い生き物全般)・辛いもの・苦いもの
● 自己紹介
こんにちは。あや乳腺外科クリニックの院長、山口絢音です。
2025年7月、私自身が暮らす高槻の地に乳腺専門クリニックを開院致します。
これまで大学病院などで乳がんの診療・研究に携わってきた経験を活かし、地域の皆さまが気軽に安心して通える場所をつくりたい、そんな想いから開院に至りました。
私は兵庫県神戸市出身で、阪神淡路大震災では震度6の揺れを経験しました。あのとき、たくさんの方々が人を助けるために動いていた姿に心を動かされ、「人の命を守る仕事をしたい」と思ったのが、医師を志したきっかけです。
京都大学医学部を卒業後、大阪赤十字病院で初期研修を行い、もともとは内科を志していましたが、研修の中で外科に魅力を感じるようになりました。中でも乳腺外科は、検診から診断、手術、薬物療法、その後のフォローアップまで、患者さんと長く関わっていける診療科です。女性の患者さんから「同性の先生で安心した」「相談しやすい」といったお声をいただくことも多く、自分にとってこの分野が天職だと感じるようになりました。
その後は乳がん治療の最前線を学ぶため、京都大学の乳腺外科に入局し、大学院ではトリプルネガティブ乳がんという難治性の乳がんについて研究を行いました。その間に出産・育児も経験しながら医学博士を取得。京都大学病院では助教として診療・教育・研究に携わりました。
こうした経験の中で、私はずっと感じてきました。「もっと早く見つかっていれば…」「少しでも早く相談してくれていたら…」―― そんな場面が、実は少なくありません。乳がんは、早期に見つけられれば治療の負担も軽く済み、生活への影響も小さくできます。でも、検診はつい後回しにしがちですし、相談先がわからず不安を抱えたまま過ごしている方も多いのが現実です。
だからこそ、「気になることがあれば、まずここで相談してみよう」と思っていただける、身近であたたかいクリニックをつくりたいと思いました。
あや乳腺外科クリニックでは、乳がん検診や乳腺の病気に関する診察・検査はもちろんのこと、患者さんおひとりおひとりの気持ちに寄り添った丁寧な説明を心がけています。検診結果で「要精密検査」と言われた方、不安な症状がある方、再発フォロー中の方、どんな段階の方も、どうぞ気軽にご相談ください。
私自身、二児の母として家事や育児に追われる日々を過ごしています。だからこそ、忙しい女性が健康を後回しにせず、自分の身体と向き合える時間をつくってほしいと心から願っています。
皆さまの心に寄り添えるクリニックを目指し、スタッフ一同、笑顔でお待ちしております。
【院長略歴】
2009年 | 京都大学医学部医学科卒業 |
2009-2014年 | 大阪赤十字病院 研修医・外科専攻医 |
2014-2015年 | 京都大学医学部附属病院 乳腺外科 医員 |
2015-2021年 | 京都大学大学院医学研究科 大学院生 |
2021年 | 博士号(医学)取得 |
2021-2024年 | 京都大学医学部附属病院 乳腺外科 助教 |
【所属】
日本外科学会
日本乳癌学会
日本乳癌検診学会
日本癌治療学会
日本遺伝性腫瘍学会
【資格】
・博士(医学)京都大学
・日本外科学会 外科外科専門医
・日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
・日本乳癌学会 乳腺専門医
・日本乳がん検診精度管理中央機構
検診マンモグラフィ読影医師(A判定)
・日本乳がん検診精度管理中央機構
乳がん検診超音波検査実施・判定医師
・厚生労働省後援 リンパ浮腫研修 修了
・日本遺伝性乳癌卵巣癌総合診療制度機構 E-learningセミナー 修了
私たちは患者さんの立場に立ち、大きな心配から小さな気がかりまで受け止め、患者さんそれぞれの悩みを理解し、尊重します。
私たちは患者さんの最良の未来を提供するため、信頼できる医学的根拠を基に、専門性の高い、安心して受けられる診療を提供して参ります。
仕事や家事・育児、学業などで忙しい方にも継続して通院して頂けるよう、利便性を高め、医療の質の向上を追求します。
1.あなたの悩みが解決できるよう、検査結果を丁寧に説明します
せっかく受けた乳がん検診の結果にモヤモヤしたことはありませんか?
「要経過観察」と「要精査」の違いって?
結局私の胸のどこに何があったの?
半年後の受診って書いてあるけど本当にそれでいいの?
検診を受けても結果がよくわからなければ不安は解消されません。
マンモグラフィ、乳腺超音波(エコー)の検査結果は当日中に乳腺専門医が丁寧にご説明します。
2. 女性が通いやすいクリニックを目指します
女性が安心して受診できるよう、受付・検査・診察は女性医師・女性スタッフが対応します。
また、忙しくて自分の検診はついつい後回しになりがち。
当院の予約はwebやLINEからいつでも可能です。
他にもできるだけ早く受診が終わるように様々な工夫をしています。
院内にはキッズスペースもありますので、お子様と一緒に受診していただくことも可能です。
※ 男性で受診を希望される方は、事前にお電話でご相談下さい。
3. がん治療拠点病院等と密に連携を行います
当院は検診・診断に特化したクリニックです。
乳がんと診断された方、乳がんの再発が疑われる方は、治療のための専門病院をご紹介します。
がん治療拠点病院等、他の医療機関とのスムーズな連携に努めます。
どこで治療を受けるかは非常に大切な決断ですので、一緒に考えましょう。
治療が一段落したら、また当院を受診して下さい。スタッフ一同お待ちしています!
安心して診察を受けて頂くための
当院の3つの取り組み
早期発見・精密検査の充実
マンモグラフィやエコー検査を通じ、乳がんの早期発見につとめます。
当院では3Dマンモグラフィを導入しており、検診マンモグラフィ撮影技師の資格を持った女性技師による検査対応で、安心して受診していただけます。
検査結果は原則※ 当日説明、必要に応じて針生検などの精密検査を行います。
(※市民検診など一部を除く)
乳がん術後の充実したフォローアップ
手術後の経過観察や定期検診を徹底します。
治療後の年数に関わらず、患者さん一人ひとりに寄り添い、長期的にサポートします。必要に応じて薬物療法やリハビリの相談も行い、患者さんが安心して生活できる環境を整えます。
術後のホルモン療法にも対応しています。
良性疾患の継続的なフォロー
乳腺症や線維腺腫などの良性疾患についても、定期的な経過観察を実施します。
患者さんが不安なく日常生活を送れるよう、適切なアドバイスとサポートを提供します。